日本被団協のノーベル賞受賞を祝う集いコンサートを開催
実行委員長 善通寺市 西川 清
3月16日午後、雨模様の中、日本被団協のノーベル平和賞を祝うコンサートが、
高松瓦町フラッグ8階のことでん瓦町駅多目的スタジオにおいて開催されました。
予想に反し多くの皆様が駆けつけて頂き、100名を超える参加者となりました。また福島からは「ルワンダの教育を考える会」理事長の永遠瑠カンベンガ-マリールイズさん、広島からは広島被団協理事長の佐久間邦彦さん、また大阪からはホルン奏者で作曲家の三木柚穂さんが、この日のためにわざわざ駆けつけてくれました。観客の中には有名画家や元市長などの著名人や懐かしい顔ぶれもちらほら、協会理事の多くも駆けつけて頂き、たいへん盛況の中、コンサートが始まりました。
実行委員長のやや間延びしたあいさつの後、ゲストの紹介とスピーチが終わり、いよいよ胎内被曝者、香川県被団協前代表、好井敏彦さんのトークとピアノ演奏が始まりました。コロナの間、ほとんど活動できなかったのでピアノを弾く指が久しぶりで鈍っているといいながら、「遠くへ行きたい」「黒い瞳」など、見事な演奏と軽妙なトークであっという間に時間が過ぎていきます。
第2部として高松平和病院院長原田ご夫妻のピアノとアルトサックスの演奏や三木柚穂さんのピアノ演奏など、そして最後に三木さんの伴奏で、参加者全員で「花は咲く」を合唱し終了しました。参加された皆様は大変良かった、もう少しピアノが聞きたかったなどの感想を残されて帰られました。何より協会事務局が全員で準備からパンフレッドつくり、横断幕つくり、会場の設営から後始末まで、最初から最後まで頑張っていただき、本当にお疲れさまでございました。文字通りの手作りコンサートにしては、立派なノーベル平和賞を祝う集い、演奏会ができました。
KSBテレビでは、翌日特集を組み、長時間の放送をしていただきましたし、朝日新聞にも取り上げられました。
世界には今もあちこちで紛争が絶えず、人命が失われ、それでも核使用をちらつかせて威嚇する核保有国のリーダーもあります。
今回のような微々たる行動でも、核使用禁止、核廃絶、世界平和を訴え続けていかねばと願った一日でした。
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